【All about CEBU♪】第3回:留学中にボランティア活動に挑戦してみよう!
こんにちは♪ NexSeed広報担当のシードです。
お勉強の傍らにフィリピンで出来ることを紹介していくコーナー【All about CEBU♪】、本日はボランティア活動についてご紹介したいと思います。
セブンスピリットは「音楽で子どもたちの夢を叶える」をコンセプトにした 団体です。スラムの一部の地帯と友好関係を築き、そこに住む子どもたちに音楽教育を提供していらっしゃいます。
本日はインターンシップ生のYukiが参加させていただきました!
今回はスラムの人々にご挨拶に行きました!
スラムというと暗くて危ないイメージを持っていたのですが、実際は音楽が流れ、皆さんとても笑顔でした。
川で水浴びをしています。暑いので気持ちよさそうでした!
こちら代表の田中さんはスラムの子どもたちから大人気!
スラムの人々のお家にお邪魔し、お話を聞きます。
笑顔がいっぱいの皆さんですが、やはり苦しいことのほうが多いのです。
それでも子供を作るのは宗教上の理由があるのだと言います。
Birth Control (避妊)をすることは自然に反するため、子供は出来る限り持つほうがよいと信じられています。
これにおいて教会と政府の間に論争が起こることもあるそうです。
そうして生まれた子どもたちは、貧困に苦しむことになります。
授業料のかからない公立の学校はあるようですが、制服代などがかかるため行かせられなくなる家庭も多いです。またある程度大きくなると仕事をさせるため、辞めさせる親御さんも沢山います。
また陽気な人々溢れるスラムですが、危険も多いです。
日中であっても暴行事件が起こることや麻薬中毒者が徘徊することなども。
また車優先社会の中で交通量が大変多いので、事故も心配です。
更にスラムの家は小さく、夜全員が部屋で眠ることはできません。
そのために何人かの子供は外で眠るそうですが、暴行や誘拐もしばしば起こるそうです。
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セブンスピリットさんではそういった子どもたちを朝〜夕方まで預かり、音楽教育をされています。
親御さんたちも安心して子供を預けお仕事に集中できます、またお昼ごはんも出るので栄養も保たれます!子どもたちも楽しんで練習にやってきます。この日はスタディーツアー参加者の皆さんも一緒に授業を受けました!リコーダーの吹き方を子どもたちから習っています(笑)
音楽指導をされている野口さんからのお話。
音楽教育が具体的にどう子どもたちのためになるのかを分かりやすく教えてくださいました。
子どもたちは「自分を可哀想にみせてお金をもらう」という行為を無意識に、生きるためにするといいます。そしてその行いはいずれ子どもたちからself-esteem(自尊心)を奪います。
ですがこういった能力があれば、「自分の技術を以って商売をする」ということができ、 self-esteemを高めることになります。
時間通りに行動すること、順番を守ること、協調性を持つこと、清潔さを保つこと・・・
そして今度は子どもたちが家族や次の世代の人々へと伝えることができます。
こちらsocial worker(社会的なことを教える方)としてセブンスピリットに所属するDorothyさん(写真中央)。こういった躾などは主に彼女が子どもたちに教えているそうです。
社会のルールを守ること、それは子どもたちが社会から隔離されないために必要な力だと語ってくれました。
実際に子供たちにもインタビューしてみたところ、彼らは家でもきちんとセブンスピリットで習ったことを実行しているそうです!
取材から一週間後、子どもたちは発表会がありました。
サンボマスターさんの希望の道を合唱・演奏です!彼らの演奏の様子は後にサンボマスターさんに届けられるようで、子どもたちも頑張りました!
ちなみに伴奏をしているのはNexSeedスタッフのNanaです!
将来は子どもたちと オーケストラ団を結成したいというセブンスピリットさん。夢と情熱がある素敵な団体です。
いかがでしたでしょうか?
皆さんもぜひ、英語学習の傍らにボランティアなどにチャレンジしてみてください!!
一生の思い出になると思います!
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